デジカメやスマートフォンで撮った写真をパソコンに保存する場合、1つのフォルダに保存し続けるとエクスプローラーで開く際に動きが重くなりますが、フォルダに分けて保存しておけばスムーズに写真を見ることができますので、ストレスもありません。
しかし、人によっては何万枚もある写真を、取り込んだあとに1枚ずつ手動で整理するのは、気が遠くなるような作業ですよね。
そこで、このフリーソフトの出番です。

パオピコです^^
今日は写真整理フリーソフト「簡単デジカメ写真整理」を紹介します。
その名のとおり超簡単に写真を日付別などに自動的に仕分け整理してくれます。
写真の仕分けフリーソフト「簡単デジカメ写真整理」


デジカメやスマホで撮影した写真データはエクスプローラーの機能で日付時刻順に並び替えることができるのですが、写真が並んでいるだけでは見た目でわかりにくいし、探すのも大変ですよね。
かと言って、写真を1枚ずつフォルダに仕分けするのは、とても時間と手間がかかります。
しかし、そんな写真の仕分け整理を超簡単にやってくれる救世主、Exif 情報を基に、簡単に日付別などに仕分けてくれるとても便利なフリーソフトが「簡単デジカメ写真整理」なのです。
「簡単デジカメ写真整理」は Windows 10 に対応しています。
「簡単デジカメ写真整理」の主な特徴
- 操作が簡単です。
写真データが入っているフォルダと仕分け先の出力フォルダを指定して、「写真整理の実行」ボタンを押すだけです。 - 重複ファイルを自動的に除外できます。
複数の同じ写真が存在した場合は、1枚だけに自動的にまとめて整理されますので、バラバラに保存していた写真もきれいに整理する事ができます。 - 写真の自動整理
整理した写真などのデータを、HTML形式のアルバムにして一覧で出力できますので、整理されたフォルダにどんな写真が保存されているかが一目で解ります。 - 写真の位置情報を地図にリンクできます。
写真一覧では、位置情報が記録されている写真の場合、ブラウザ画面に地球マークが表示され、クリックすると、Googleマップで撮影場所を表示します。 - 数万枚でも一括で処理できます。
他のフリーソフトではできないこともあるようですが、大量のファイルを同時に処理できますので、とても便利です。 - 入力フォルダを複数選択でき、一括にまとめて整理することがが可能です。
- 出力フォルダの形式を、「年別」、「年月別」、「年月日別」などの色々なパターンから選べます。
- 出力フォルダの場所は、自由に設定できます。
- 写真以外にも、動画、音声なども仕分け対象にできます。
まずは「簡単デジカメ写真整理」をダウンロードしよう
まずはこちらから簡単デジカメ写真整理をダウンロードしましょう。
簡単デジカメ写真整理は Windows Xp / Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10 に対応しています。
「簡単デジカメ写真整理」をインストールしよう
- インストールの準備をする
-
他のアプリケーションはすべて終了させてください。
ダウンロードした実行ファイルをダブルクリックします。
- セットアップに使用する言語の選択
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言語を選択し「OK」ボタンを押します。
- 簡単デジカメ写真整理セットアップ
-
「次へ」ボタンを押します。
- ソフトウェア使用許諾書
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使用許諾書を読み、「次へ」ボタンをクリックしてください。
- インストール先の設定
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インストール先を変更する場合は、「参照」をクリックしてください。
インストールするフォルダを指定したら、「次へ」をクリックします。
- 追加タスクの選択
-
デスクトップにショートカットを作成しない場合はチェックを外して、作成する場合はそのまま「次へ」ボタンをクリックしてください。
- インストール準備完了
-
インストール先を確認して、よろしければ「インストール」ボタンをクリックしてください。
インストール先を選択しなおす場合は、「戻る」ボタンをクリックしてください。
- セットアップウィザードの完了
-
アプリケーションを起動しない場合はチェックを外して、起動する場合はそのまま「完了」ボタンをクリックしてください。
これでインストールは終了です。
「簡単デジカメ写真整理」の初期設定をしよう
設定方法は以下のとおりです。
- 実行ファイル「FavPhotoOrganize.exe」、またはデスクトップなどにショートカットを作成している場合はショートカットをダブルクリックし、起動します。
- メイン画面が表示されます。
- メニューバーから「設定→アプリ設定」を選択します。
- 「アプリ設定」画面が表示されます。
動画や音声ファイル の整理を行う場合は、「動画を整理する」「音声を整理する」にチェックを入れます。
その他のファイルも整理する場合は、「知らない拡張子のファイルも整理する」にチェックを入れます。 - 必要に応じて、「写真拡張子」「動画拡張子」「音声拡張子」タブで、整理対象にする拡張子を指定できます。
もし、特定の拡張子のファイルを整理対象にしない場合は、該当する拡張子のチェックを外します。






簡単デジカメ写真整理の使い方
使い方は以下のとおりです。






- 次に、メイン画面中段の「出力先フォルダ」欄の右端にある「参照」ボタンをクリックし、整理する写真が格納されるフォルダを指定します。
このとき、空のフォルダ、または前回整理を実行したフォルダを指定してください。前回整理を実行したフォルダを指定した場合は、前回の結果に対して追加で整理を行います。
出力先フォルダを入力フォルダの中に含めることはできません。
新しいフォルダを作成して保存する場合は、任意の場所をクリックし、「新しいフォルダーの作成」ボタンをクリックします。できた「新しいフォルダ」の名前を任意の名前に変更します。






- メイン画面中段の「整理するフォルダの形式」欄にあるプルダウンメニューをクリックし、自動生成するフォルダの形式を選択します。
自動生成フォルダは、「出力先フォルダ」で指定したフォルダの直下に自動生成されます。
「YYYY」は西暦年、「MM」は月、「DD」は日をそれぞれ表します。
途中で / マークが入っているところは、その下にでサブフォルダが生成されるという意味です。






- フォルダの仕分けだけで良い場合は、「写真一覧HTML を生成する」のチェックを外します。
- すべての設定が整ったら、メイン画面の右下にある「写真整理の実行」ボタンをクリックします。
ファイルの整理が開始されますので、しばらく待ちます。 - なお、過去に整理を実行したフォルダを指定した場合は、お知らせ画面が開きます。前回の結果に追加で整理を行う事ができますが、新規で整理を行う場合よりも時間がかかります。






- 「写真の整理が完了しました」というダイアログが表示されたら処理完了です。
(PCの性能にもよりますが、新規で整理の場合、約6700ファイルで約2分20秒で処理完了しました。追加で整理の場合は約13分20秒かかりました。)






- HTMLを生成するようにしていた場合は、生成されたHTML写真一覧が自動で表示されます。
(HTMLの生成はわりと時間がかかります。PCの性能によりますが、新規で約6700ファイルを整理した場合、約22分かかりました。)
写真一覧では、位置情報が記録されている写真を開いた場合、ブラウザの左上に地球マークが表示され、クリックすると、Googleマップで撮影場所を表示します。






以上で写真の整理は完了です。
まとめ
「簡単デジカメ写真整理」は、とてもシンプルな写真データのフォルダ仕分けツールです。
Exif 情報を基に撮影日時名のフォルダを自動で作成し、写真をそれらのフォルダ内へ自動で仕分けしてくれるという写真整理ツールで、その名のとおりとても簡単に使えるところが最大の特徴です。
ファイルを日付別などに仕分けることだけに特化していますので、そのことに関しては他のどんなアプリよりもシンプルで使いやすいものになっています。
面倒な写真仕分け整理の手間を省いて効率化し、カメラライフをより一層楽しんでくださいね。
それでは!

