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階段上収納の安全対策!扉じゃなくて“ロープ”で地震対策してみた【DIY実践レポ】

階段上収納を安全に!地震対策DIY 扉をやめて“ロープ+フック”で解決しました!
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数年前、自宅の階段室の上部に収納スペースを設けました。普段はあまり目立たない場所ですが、意外と使い勝手がよく、ちょっとした収納にとても重宝しています。

でも、以前から気になっていたのが、地震の際に収納物が落下するリスクです。高所ということもあり、落ちてきたらかなり危険ではないかと感じていました。

そこで今回、この階段上収納の安全対策をDIYで実施することにしました。本記事では、扉の設置案からロープ固定まで、試行錯誤の過程を含めてご紹介します。

Before imageAfter image

目次

棚板は不要?「扉をつけたほうがいいのでは?」からスタート

ダンボール箱を積み上げている様子

最初に考えたのは、「棚板を追加して収納しやすくしようかな?」って案でした。でも、実際に考えてみると、上の方の棚板って意外と使いにくいんですよね…。

結局、段ボール箱をポンと置いて積み重ねるのが一番ラクだし、無理に棚を増やすよりも、「中身が落ちないようにする工夫」の方が大事だなと思って方向転換することに。

そこで次に浮かんだのが、「扉をつけよう!」というアイデア。


DIYで扉を作ろうとしたけど…サイズと重量で断念!

扉のDIY、やってやれないことはない。でも、いざ採寸して具体的に考えると、これがなかなか悩ましい!

【両開き案】

  • 1370×400mmの板×2枚 → 合計2枚案(カーテンレールと干渉する部分は切り欠き加工が必要)
  • 910×400×1枚、430×400×1枚、1370×400×1枚→合計3枚案(カーテンレールと干渉するのを避ける)
  • 910×400の板×2枚+430×400の板×2枚 → 合計4枚案(左右対称)

メリット

  • 1枚の扉が軽くて扱いやすい
  • 開ける範囲を選べるため、柔軟な運用が可能

デメリット

  • ロックの仕組みが複雑になりそうで、落下防止として不安が残る
  • 丁番やロック機構など、部品点数が多くなる
  • 扉3枚または4枚の場合、上の扉の位置が高くて開けにくい

【片開き案】

扉1枚で片開きの場合
  • 1375×795mmの大きめの1枚扉!(カーテンレールと干渉する部分は切り欠き加工が必要)

メリット

  • 1枚構成で製作がシンプル
  • 丁番の数が少なくて済む
  • ロック機構を作りやすい

デメリット

  • 扉1枚あたりの重量が大きく、丁番や取り付け部分への負荷が大きい
  • 片側だけで支える構造では、地震時の安全性に懸念が残る
  • 取り付け箇所の木材厚みに制限があり、補強が難しい
ぱおぴこ

…ということで、やっぱりこのサイズ感だと、「扉」は構造的に厳しいようです


意外な落とし穴:照明器具の問題!

もうひとつの問題が、天井照明の位置

照明器具と収納の位置関係

扉をつけると、天井の照明器具と干渉しちゃいそうなんです。

対策としてはこんな案を検討しました:

  • ダウンライトに変更する
  • 照明器具の位置をずらす
  • 扉の高さを照明器具の出っ張り分だけ低くする

でも、そこまで大がかりにやるのはちょっと大変…。

ぱおぴこ

というわけで、「扉」じゃない方法を再検討することにしました


次なるアイデア:「ロープ」で落下防止!

そこで思いついたのがこちら!

「開口部にロープを張れば、中のモノが飛び出すのを防げるんじゃない?」

ロープなら柔軟性もあるし、DIY初心者にも扱いやすい。ということで、方向性は「ロープ+金具」に決定!


実際のDIY手順をご紹介!

というわけで、実際の作業スタートです。

◆用意したもの(すべてダイソー)

  • 壁掛けフック(黒/金属製/頑丈だけど白が良かった…)
  • ラッカースプレーのマットホワイト(黒フックを塗る用)
  • 自転車用ロープ×2本(長さ違いでテスト用)

手順①:フックを白く塗装!

まずは黒い金属フックを白く塗装。やっぱり白の方が圧迫感なくて、空間になじみます。


手順②:フック取り付け用の下穴を開ける

ここで問題発生!

スペースが狭すぎて、普通の電動ドリルが入らない!

というわけで、用意したのがこちら:

「105度アングルドリルアダプターセット」

これ、かなり便利です。壁際1センチの場所でも簡単に穴を開けられました。

  • 電動インパクトドライバー(元々持っていたもの)を使用
  • ドリルビットは2.5mm(元々持っていたもの)を使用
  • 穴の深さは4〜5cm
  • 壁掛けフック8個分、計16ヶ所に下穴を開けました!

今回購入した105度アングルアダプターの使用感メモ

  • アダプター自体をしっかり押さえないと、アダプターごと回転してしまう
  • 「トサカみたいな持ち手」パーツを付けると安定する
  • 「トサカみたいな持ち手」パーツを短い方のアダプターに付けると、電ドラのソケットに付けられない
  • 軸がブレるので、押し付けながら使わなければならない(長い方のアダプターはブレが大きい)(あらかじめ錐で下穴を開けてから使うと上手くいく)
  • ソケットの磁力が弱いので、逆回転しながらドリルビットを引き抜くときに外れやすい
  • 短い方のアダプターはソケットの中の磁石がとれる!という…まさかの不良品でした(この値段なら仕方ないか?)
ぱおぴこ

とはいえ、特性がわかったうえで使うとかなり便利でした!


手順③:フックを取り付ける

下穴ができたら、塗装済みのフック8個をネジ16本で固定していきます!

もちろん、ここでも105度アングルアダプターが大活躍です。


手順④:ロープを張って完成!

最後に、自転車用ロープを使って収納の開口部をカバー。

ロープを張る

あらかじめ用意していた2本じゃ全然足りなかったので、追加で買わねば!

ロープは引っ張れば多少伸びるので、中のモノを取り出すときもそこまで不便ではありません。これで、地震が来てもモノが飛び出すリスクはかなり減らせそう!


完成!収納の安心感が段違い

いや〜、ロープ+フックって地味に見えるかもですが、実際つけてみると安心感が段違い

  • 作業も比較的カンタン
  • 費用もめちゃくちゃ安く済んだ(全部ダイソーだし)
  • 収納の中も見やすいし、取り出しやすい
ぱおぴこ

扉のような密閉性はないけど、「モノが落ちないようにする」という目的は十分に果たせてると思います


おわりに:収納はアイデア次第!

というわけで、今回は階段上の収納スペースを安全に使うためのDIYレポートでした。

最初は扉をつけようと意気込んでたけど、結局は「ロープでシンプルに防ぐ」方法に落ち着いて大正解。DIYって、失敗したり方針転換したりするのもまた楽しいですよね。

収納に困っている方や、地震対策を考えている方、ぜひこの「ロープ+金具」方式、参考にしてみてください!


\読んでくれてありがとうございました!/
また次回のDIYレポもお楽しみに♪

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