「IIJmioと楽天モバイル、どちらを選べばいい?」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。どちらも格安SIM市場の有力サービスですが、通信の仕組み・料金体系・得意なユーザー層がまったく異なります。この記事では、通信速度・料金・通話・サポートの4つの観点から両者を徹底比較し、あなたに合った選択肢を見つけるお手伝いをします。
ぴこ「安さ重視ならIIJmio?」「無制限なら楽天?」みたいに単純ではなく、使い方でかなり向き不向きが変わるよ。
📌 この記事でわかること
- IIJmioと楽天モバイルの通信速度・品質の違い
- 料金プランの詳細比較と「どちらが安いか」の分岐点
- 通話・オプションの使い勝手の差
- 両社を組み合わせた「デュアルSIM運用」のメリット
- タイプ別おすすめの結論
IIJmioと楽天モバイル、そもそも何が違う?
両者の最大の違いは回線の仕組みにあります。楽天モバイルは自社で回線設備を持つMNO(移動体通信事業者)、IIJmioはドコモ・au回線を借り受けて運営するMVNO(仮想移動体通信事業者)です。この違いが、通信品質・料金体系・サービス設計のあらゆる面に影響しています。
| 項目 | IIJmio | 楽天モバイル |
|---|---|---|
| 事業者の種別 | MVNO(ドコモ・au回線を利用) | MNO(自社回線を保有) |
| 人口カバー率 | ドコモ・au回線を利用するため広範 | 99.9%(au回線との連携含む) |
| 料金体系 | 2GB〜55GBの8段階定額制 | 使用量に応じた自動変動の1プラン |
| 実店舗 | なし(オンライン・電話・チャット) | 全国1,000店舗以上 |



楽天モバイルは「自前の回線」、IIJmioは「ドコモ・au回線を借りる」って覚えるとイメージしやすいです。
通信速度・品質を比較|昼の速度低下が分かれ目


IIJmioの通信実態
IIJmioの平均速度は下り約52〜70Mbps、上り約10〜14Mbps、Ping値は約57〜60msです。ドコモ回線(タイプD)とau回線(タイプA)を選択でき、地域によって差はあるものの、エリアカバーは非常に広範です。
ただし、MVNOの特性上、昼(12:00〜13:00)の時間帯に速度が大幅に低下することが知られています。実測値では6〜26Mbps程度まで落ち込む報告があり、ランチタイムに動画視聴や大容量通信を頻繁にする方には注意が必要です。



SNSやWeb閲覧くらいなら問題ないことも多いけど、「昼休みに動画をよく見る人」は注意したいポイントだね。
| 時間帯 | 下り速度の目安 |
|---|---|
| 深夜〜早朝 | 86〜98Mbps(非常に快適) |
| 日中(混雑時間帯以外) | 52〜70Mbps(動画・SNSは問題なし) |
| 昼(12:00〜13:00) | 6〜26Mbps程度(混雑による低下あり) |
IIJmioには昼休みの速度低下以外にも、支払い方法やサポート体制など注意点があります。契約前にデメリットをまとめて確認したい方はこちらの記事もおすすめです。
▶IIJmioの5つのデメリットを正直に解説【2026年版】契約前に知っておきたい注意点まとめ
楽天モバイルの通信実態
楽天モバイルの平均速度は下り約74〜84Mbps、上り約24〜25Mbps、Ping値は約50〜51msです。MNOとして自社回線を持つため、昼間の混雑による速度低下がIIJmioより少なく、上り速度はIIJmioの約2倍と大きな差があります。
また、2024年6月よりプラチナバンド(700MHz帯)の商用運用を開始し、従来の弱点だった屋内・地下・山間部での接続性が改善されています。人口カバー率は99.9%を達成しており、エリア面での不安は大きく解消されつつあります。



昔は「楽天モバイルは繋がりにくい」って印象もあったけど、かなり改善されてきています。
💡 速度のまとめ:楽天モバイルが総合的に優位
平均速度・昼間の安定性・上り速度のいずれも楽天モバイルが上回っています。ただし、IIJmioもドコモ・au回線のカバーエリアは国内最広クラスで、繋がりやすさという点では引けを取りません。
料金プランを比較|月何GBで損益分岐点が変わる?


IIJmio「ギガプラン」の料金
IIJmioは2GBから55GBまでの8段階の定額制を採用しています。特に10GB以下の低容量帯では業界最安クラスの料金水準です。
| 容量 | 月額料金(税込) | 家族割適用時 |
|---|---|---|
| 2GB | 850円 | 750円 |
| 5GB | 950円 | 850円 |
| 10GB | 1,400円 | 1,300円 |
| 15GB | 1,600円 | 1,500円 |
| 25GB | 2,000円 | 1,900円 |
| 35GB | 2,400円 | 2,300円 |
| 45GB | 3,300円 | 3,200円 |
| 55GB | 3,900円 | 3,800円 |
楽天モバイル「Rakuten最強プラン」の料金
楽天モバイルは使用量に応じて料金が自動で変動するワンプランです。20GBを超えても追加料金なしでデータが使い放題になる点が最大の特徴です。
| 使用量 | 月額料金(税込) | 最強家族プログラム適用時 |
|---|---|---|
| 0〜3GB | 1,078円 | 968円 |
| 3〜20GB | 2,178円 | 2,068円 |
| 20GB超(無制限) | 3,278円 | 3,168円 |
どちらが安い?使用量別の料金比較
⚠️ 初期費用の差にも注意
- IIJmio:事務手数料3,300円+SIM発行手数料220〜446円
- 楽天モバイル:事務手数料・SIM発行手数料ともに0円(5回線目以降は有料)
- 解約手数料はどちらも0円(楽天モバイルは2025年4月以降の契約で1年以内解約時のみ1,078円)
使用量が10GB以下ならIIJmio、20GBを超えるなら楽天モバイルがコスト面で優位です。10〜20GBの中間帯はどちらを選ぶかが悩みどころですが、通話の多さや楽天ポイントの利用頻度も加味して判断するとよいでしょう。



毎月のデータ使用量を把握していない人は、スマホの「データ使用量」画面を一度チェックしてみるのがおすすめ!
通話機能を比較|楽天の「通話無料」vs IIJmioの「音質の安定」


楽天モバイル:Rakuten Linkで国内通話が完全無料
楽天モバイルの最大の強みのひとつが、専用アプリ「Rakuten Link」を使った国内通話の完全無料化です。他社の携帯や固定電話への発信も無料で、指定の国・地域からの日本への国際通話も無料で利用できます。
ただし、アプリを使わず標準の電話アプリで発信した場合は22円/30秒の通話料が発生します。また、データ通信を経由するVoIP方式のため、電波状況が悪い場所では音質が不安定になる場合があります。



「通話無料」はかなり強力ですが、仕事の電話が多い人は音質面もチェックしておきたいですね。
IIJmio:通話品質の安定性と低コストオプション
IIJmioの通話料は11円/30秒と、大手キャリアの半額に設定されています。また、以下の通話定額オプションを追加することで、通話料を定額化できます。
| オプション名 | 月額料金(税込) |
|---|---|
| 通話定額5分+ | 500円 |
| 通話定額10分+ | 700円 |
| かけ放題+(無制限) | 1,400円 |



LINE通話より「普通の電話の安定感」を重視する人には、IIJmioの安心感はかなり大きいよ。
IIJmioは標準の電話アプリを使った通話のため、音質が安定している点も利点です。通話品質を重視する方や、ビジネス用途での利用には向いています。
💡 通話のまとめ
通話頻度が高く無料で使いたいなら楽天モバイル(Rakuten Link)が圧倒的に有利。通話品質の安定性を重視するならIIJmioが安心です。
特典・サポートを比較|楽天経済圏 vs 端末セールとデータ管理
楽天モバイルの特典
- 楽天市場のポイント4倍:楽天SPUにより、楽天市場での買い物ポイントが大幅アップ。利用料金100円につき1ポイント付与。ポイントで月額料金の支払いも可能。
- 全国1,000店舗以上の実店舗:スマホ操作が不安な方も対面でサポートを受けられる。
- 海外データ通信:毎月2GBまで無料で海外でも使える。



楽天市場をよく使う人だと、「スマホ代以上にポイントで得する」ケースもあります。
IIJmioの特典
- MNP端末セール:乗り換え時にAndroidスマートフォンが大幅割引になるキャンペーンが豊富。最安クラスの価格で端末を入手できる。
- データ繰り越し:余ったデータは翌月末まで自動繰り越し。無駄なく使える。
- データシェア:同一mioID内の最大10回線でデータをシェアできる。家族での利用に便利。
- サポート体制:実店舗はないが、電話・チャット・オンラインマニュアルで対応。
IIJmioでは2026年も「ハッピープライスキャンペーン+」やMNP端末大幅割引が実施されています。最新の料金割引・本人確認変更点・特価端末情報はこちらの記事で詳しくまとめています。
▶ IIJmio最新キャンペーン情報
両方使いが最強?デュアルSIM運用という選択肢


実は、IIJmioと楽天モバイルは競合ではなく「組み合わせて使う」ことで、両者の弱点を補い合えます。最近、コスト意識の高いユーザーの間でデュアルSIM運用が注目されています。



実は最近、「楽天モバイル+IIJmio」の2枚運用をしている人、かなり増えているんだよ。
おすすめのデュアルSIM構成例
| 役割 | SIM | 目的 | 月額の目安 |
|---|---|---|---|
| 主回線(通話用) | 楽天モバイル | Rakuten Linkで通話無料、3GBまで1,078円 | 1,078円 |
| 副回線(データ用) | IIJmio データeSIM | ドコモ・au回線で安定した通信を確保 | 650円〜(5GB) |
デュアルSIM運用の3つのメリット
- 通信の安定性:楽天モバイルが圏外の場所でも、ドコモまたはau回線のIIJmioで通信を継続できる。
- コストの最適化:楽天モバイルのデータ使用を最小限に抑えながら、IIJmioの安価なデータ専用プランで容量を補える。
- 利便性の最大化:通話は無料、データ通信は安定という「いいとこ取り」が実現できる。



1台で「通話無料」と「安定通信」を両立できるのが、デュアルSIM最大の魅力ですね。
💡 デュアルSIM運用の目安月額:約1,728円〜
楽天モバイル(1,078円)+IIJmio データeSIM 5GB(650円)の組み合わせで、通話無料+安定した通信環境が整います。大手キャリアと比べると半額以下になるケースも。
IIJmioのeSIMはオンラインだけで申し込みできるため、デュアルSIMのサブ回線としても導入しやすいです。申し込み方法やeSIM設定の流れはこちらの記事で詳しく解説しています。
▶IIJmioへ乗り換え(MNP)する方法【2026年版】手順・費用・キャンペーン・注意点を徹底解説
まとめ:あなたはどちらを選ぶべきか?


IIJmioと楽天モバイルの違いを整理すると、選ぶべきユーザー像は明確に分かれます。
楽天モバイルが向いている人
- 毎月のデータ通信量が20GB以上、または無制限で使いたいヘビーユーザー
- 国内通話を頻繁に利用し、通話料を完全に無料にしたい
- 楽天市場など楽天経済圏をよく利用している
- スマホ操作が不安で実店舗でのサポートを必要としている
IIJmioが向いている人
- 月間データ通信量が10GB以下に収まるライトユーザー
- 昼間の速度低下を許容でき、月額の安さを最優先したい
- ドコモ・auの広範なエリアでの安定した通信を重視する
- MNPキャンペーンを使ってスマートフォンを安く購入したい



「どっちが最強か」より、「自分の使い方に合うか」で選ぶのが後悔しないコツだよ。
✅ 迷ったらデュアルSIM運用も検討を
どちらか一方に絞れない場合は、楽天モバイル(通話用)+IIJmio データeSIM(通信安定用)のデュアルSIM運用が、コストとクオリティのバランスを最大化する最善策です。月額1,728円〜という低コストで、通話無料と安定したデータ通信の両方が手に入ります。



最近はeSIM対応スマホも増えているので、「まずはサブ回線で試す」という使い方もしやすくなっています。
※本記事の情報は2026年6月時点のものです。料金・サービス内容は予告なく変更される場合があります。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。


