最近、Googleから「reCAPTCHAをGoogle Cloudプロジェクト(GCP)に移行してください」ってメールが届いた人、多いんじゃないでしょうか?
私のところにも来ました。正直、最初は「え?なにそれ?なんか難しそう…」って思ったんですけど、実際やってみたら拍子抜けするくらい簡単でした。
しかも今回は請求先アカウント(クレジットカード登録)なしでやったので、料金が発生する心配もなし!

この記事では、そのときの手順を写真付きでわかりやすく紹介します。
1. Googleから届く「移行してください」メールって?
1-1. 実際に来たメール
私のところに届いたメールの件名はこれでした。
[Reminder] Your Google reCAPTCHA keys are eligible for migration to a Google Cloud Project
開いてみると、冒頭にこんな日本語が。
「お客様のアカウントで指定されている言語への翻訳が完了次第、このメールの翻訳版をお送りします。1~2週間ほどお待ちください…」
というわけで、Google翻訳でサクッと内容を読んでみました。




冒頭部分に、「今年初めに、2025 年末までにすべてのGoogle reCAPTCHAキーを Google Cloud プロジェクトに移行する予定であることをお知らせしました。」って書かれていますね。そうだっけ?完全に忘れてるよー。



今メールを調べたら、今年の1月に1回目の英語のメールが、2月にそれを日本語に翻訳したメールが届いていました
こちらが1回目のメールに載っていたGoogle公式ガイドへのリンク:
reCAPTCHA Classic から移行する
1-2. ざっくり要約すると…
メールの内容を超ざっくり言うと、こんな感じです。
- 2025年末までにreCAPTCHA ClassicをGoogle Cloudプロジェクトに移行予定だよ
- あなたのキーが移行対象になったよ
- サイトキーやシークレットキーは変わらないから安心して
- 90日以内に手動移行しないと、自動で移行しちゃうよ
- 手動だと、自分で好きなプロジェクトを選べるよ
つまり、「90日以内に移行しないと勝手にやるけど、今なら自分でやればプロジェクトを選べるよ」という最終のお知らせですね。
2. 作業の流れ(ざっくり版)
初心者の方向けに、一気に全体像を出しちゃいます。
- Google Cloud Consoleにログイン
- プロジェクトを作成 or 選択
- reCAPTCHA Enterprise APIを有効化
- reCAPTCHAページで「クラシックキー」をアップグレード



はい、たったこれだけ。
コマンド入力もないし、画面ポチポチするだけで終わります。
3. 実際にやってみた
3-1. Google Cloud Consoleにアクセス
まずはGoogle Cloud Consoleにアクセスします。
Google Cloud Consoleはこちら




Googleアカウントでログインすると、プロジェクトを選ぶ画面が出てきます。




3-2. プロジェクトを作る(または選ぶ)
- すでに使いたいプロジェクトがある → そのまま選択
- ない場合 → 「プロジェクト作成」をクリック
プロジェクト名は、後から見てわかるようにしておくと便利です。
(例:「recaptcha-migration」とか)



私は、「diy-bu」を作りました








3-3. reCAPTCHA Enterprise APIを有効にする
Google CloudのAPIライブラリで「reCAPTCHA Enterprise API」を探して有効化します。
直接アクセスする場合はこちらのリンクからどうぞ:
reCAPTCHA Enterprise API有効化ページ


有効化ボタンを押すだけなので、迷うことはありません。




3-4. reCAPTCHAページで移行ボタンを押す
次に、Google CloudのreCAPTCHAページを開きます。
reCAPTCHA設定ページ


画面上部のプロジェクトが正しいことを確認してから、ページ下部までスクロールします。
すると「Classic キー」という欄が出てくるので、そこにある「キーをアップグレード」をクリック!





これで移行完了です。あっけないほど簡単!
4. ちゃんと移行できたか確認する方法
移行が終わると、reCAPTCHA Classicの管理画面の右上にGoogle Cloudのアイコンが表示されます。
これが見えればOK。特にサイト側の設定変更は不要です。
reCAPTCHA Classicの管理画面






5.まだサイトやサーバーがない方へ
※Google reCAPTCHAを設定するには、自分のサイトが必要です。
もしまだサーバーやWordPressを用意していないなら、このタイミングで用意するのが吉です。
おすすめはConoHa WING+SWELLの組み合わせ。
- ConoHa WING
- 表示速度が速く、初期費用無料
- WordPressがワンクリックでインストール可能
- SWELL
- デザインが洗練されていて初心者でも扱いやすい
- SEO対策も内部でしっかり対応済み
👉 ConoHa WINGでWordPressを始める
👉 SWELL公式サイトを見る
6.お金はかからないの?
今回の移行では、請求先アカウントなし(クレジットカード登録なし)で作業しました。
通常のreCAPTCHA利用なら無料枠で十分カバーできるので、課金の心配はほぼありません。
ただし、Googleの仕様変更で将来的に請求先アカウントが必要になる可能性はゼロじゃないので、そのときは対応しましょう。
7.移行ついでにサイトもアップグレードしよう
せっかくGCPに移行したなら、サイトの速度とデザインも見直すチャンスです。
私が実際に使って「良かった!」と感じたのはこの2つ。
- ConoHa WING(サーバー)
- SWELL(WordPressテーマ)
この組み合わせに変えたら、表示速度が体感で2倍になり、デザイン編集も超スムーズになりました。
👉 ConoHa WINGの詳細はこちら
👉 SWELL公式サイトを見る
8.まとめ
- Googleから来たメールは移行のお知らせ
- 90日以内に手動移行すると、自分の好きなプロジェクトにできる
- 作業は4ステップで超簡単
- 請求先アカウントなしでも移行できる
- サイト運営環境も見直すなら「ConoHa WING+SWELL」が鉄板
初心者さんでも、この記事を見ながらやれば10分もかからず移行できます。
もしまだやっていないなら、早めにやっておくのが安心ですよ。
✅ 今すぐ移行手順を試す → Google Cloud reCAPTCHAページ
✅ サイト運営も一緒に改善する → ConoHa WING公式
本記事がreCAPTCHA Classic から Google Cloudプロジェクト への移行で困っている方の助けになれば幸いです。
それでは、またね!