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天井収納はしごを1人で取り付ける方法と実例(DAIKEN-大建工業 スライドタラップ)【DIYリフォーム】

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悩んでいる人

これから屋根裏収納を作ろうと考えているけど、はしごってどこにどうやって取り付ければいいの?

悩んでいる人

天井点検口はあるけど、毎回はしごを掛けるのが面倒だし、もっと広い出入り口が欲しいな。

悩んでいる人

はしごを壁に掛けておくと邪魔だし、普段は見えないところに隠しておきたいな。

そんな人におすすめなのが、天井収納はしご(屋根裏収納はしご)です。

屋根裏への昇降を楽にし、普段は隠れて見えないという素晴らしいアイテムです。

今回はDIYで1人で取り付ける方法を丁寧に解説します。

悩んでいる人

こんなに大きいものを1人で取り付けるなんて出来るのかな〜?

T部長

それが意外と簡単に出来たんですよ。

使用したのは大建工業のスライドタラップ37型ウッド9尺用(2,700mm)です。

ウッドモデルの方が安かったのと好みだったので選びましたが、現在はアルミモデルしか見当たりません。どうやらウッドモデルは廃番になってしまったようです。

アルミ製でも、別のメーカーの製品でもほぼ同じ方法で出来ますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

取り付け位置を決める

まず天井をよく見て取り付ける位置を決めます。

天井の下(廊下や居室)と上(天井裏)から確認して取り付ける位置を決めていきます

天井裏へ入るための入り口は、押入れやクローゼットの天井が外れるようになっていることが多いです。

天井裏への入り口がどこにもない場合、または入り口があって入ることはできても取り付けたい位置まで移動ができない場合は、とりあえず取り付けたい位置に小さめの穴を開けてみることです。

天井裏がどうなっているかわからずに天井に穴を開けるのは冒険ですが、開けてみてダメなら、ダウンライトや天井点検口に計画変更することも可能です。

T部長

いずれにしても天井裏からの確認は必ず必要なので、入り口がなければ穴を開けるしかありません。

大建工業スライドタラップ37型ウッドの外枠の寸法は1252ミリ×641ミリです。

まず、廊下や居室から見て、スライドタラップが収まる形状・面積が確保できるおおよその位置を仮決めします

次に、天井裏から梁や筋交などの位置をよく観察して、どの位置、高さなら取り付けができるかを見極めます

T部長

わが家は軽量鉄骨造なのでH型鋼の梁や丸鋼の筋交がありました。

元々は断熱材があったのですが、天井裏がよく見えるように横に避けて撮影しています。

T部長

今回の実例では、天井裏の鉄骨が邪魔ではしごが天井裏には収まりきらないことがわかったので、天井から下に約12cmほど飛び出した位置に設置することにしました。

通常はスライドタラップのサイズに合わせて天井をくり抜くのですが、今回は、スライドタラップを取り付ける位置より上の天井板を大きめに取り除き、新たにスライドタラップを取り付ける高さ(本来の天井より約12cm下)に天井を作ることになりました。

天井に穴を開け、取り付け位置を補強する

スライドタラップの外枠を取り付ける予定の四隅に天井裏からドリルで小さい穴を開け、手鋸で開口していきます。開口する際に、邪魔になる天井補強材は切断します。開口し終えたら、スライドタラップを取り付けるための吊木、ツーバイフォー材の補強根太を設置します

今回の実例では、取り付け位置の両側がすぐ階段室の壁だったため、画像の吊木のかわりに、壁に角材で作ったスペーサーを数ヶ所ねじ留めし、そこにツーバイフォー材[2×4]の補強根太を取り付けました。

もしも補強根太のすぐ横に壁がない場合は、天井裏から吊木で補強根太を吊り下げる構造にする必要があります。

補強根太にスライドタラップ(重量33kg)を木ネジで取り付けますので、補強根太の取り付け強度は非常に重要です。十分すぎるほどに補強してください

天井収納はしごを取り付ける

1人で腕力だけで天井裏まで持ち上げて搬入するのは難しいので、小道具を使います。

用意したのはこれ!

PPバンド(荷締め用バンド)とストッパー(手締めストッパー)のセット

これさえあれば1人でも天井まで持ち上げることができます。

取り付け位置の付近に十分な強度の引っ掛けるところがある場合は、これで簡単に出来ます!

今回の実例では、取り付け位置の天井板をすべて取り除いてスペーサーと補強根太を設置したため、壁と補強根太の隙間が下から丸見えになっており、PPバンドを補強根太に引っ掛けることができました。

補強根太に引っ掛けることができない場合は、天井裏の垂木に数ヶ所滑車をつけるなどの工夫が必要になります。

実際の手順は次のとおりです。

  1. 施工用L型金具をスライドタラップの外枠に取り付けます。
  2. 外枠とフタ、はしごがくっついた初期状態のままのスライドタラップを、取り付け位置の真下に置きます。この時、取り付ける向きも合わせて置くことが重要です。
  3. PPバンドを、補強根太と壁の隙間に、補強根太に引っ掛けるようにして通します。(4~6ヶ所、多い方が安心です。)
補強根太と壁の隙間にPPバンドを引っ掛けるように通します。
  1. 床に置いたスライドタラップのはしご部分の適当な位置にPPバンドを通します。
  2. PPバンドが輪になるようにストッパーを取り付けます。
  3. 自分が天井裏に入ります。
  4. 天井裏から、なるべく水平が保たれるようにPPバンドを順番に引き締めていき、スライドタラップを引き上げていきます。(ストッパーがあるため、手を放しても下に落ちることはありません。)
  5. 引き続き、スライドタラップを補強根太の高さに上がるまで、PPバンドを引き締めていきます。
  6. スライドタラップが補強根太の近くまで上がったら、少し斜めにしながら天井裏に取り込みます。
スライドタラップを室内側より持ち上げます。
  1. 補強根太に施工用L型金具が架かるように、スライドタラップを置きます。
補強根太に施工用L型金具が架かるように、スライドタラップを置きます。
  1. 補強根太に、スライドタラップの外枠を、外枠の内側から60mm以上の長さの木ネジで固定します。強固に固定するため、何か所もネジ留めします。
補強根太にスライドタラップの外枠を60mm以上の木ネジで強固に固定します。
T部長

PPバンドを使って持ち上げた時の写真を撮っておらず、わかりにくくて申し訳ないのですが、こんな感じで簡単にできました。

完成

はしごが長すぎたので、丸ノコでちょうどいい長さにカットしました。

ウッドタイプなので丸ノコの刃を変えなくてもカットできました。

最後に、はしご下端の床に接地する部分のカバーを付け直して、完成です。

また時間があるときに、ベニヤ板で隙間を塞いで、壁紙を貼るか、またはペンキを塗って綺麗に仕上げたいと思います。

今回は、1人で天井収納はしご(屋根裏収納はしご)を取り付ける方法を解説しました。

結構大掛かりな工事ですが、やってみると意外と簡単ですので、皆さんもよろしければチャレンジしてみてください。

それでは!

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